三恵グループによる公害で住み慣れた住まいを手放した方のメール

今春、2組のご家族が住み慣れた地域を離れることになりました。
その原因は福知山の三恵グループによる公害です
このメールは転居されるご家庭から三恵バイオマス発電所 悪臭騒音推進委員長 三谷さんへ届けられたメールです。

三恵バイオマス発電所の近隣住民の引っ越し文 2020年4月3日

引っ越しの理由は三恵バイオマス発電所の悪臭騒音での被害が大きな理由です。
悪臭騒音の被害で引っ越しする事を公にして貰って結構です。
(少しでも協力出来ればと思っております)

被害の状況を簡単に明記します
一番は騒音の被害です。
騒音で夜寝られないのが辛く、心身とも疲れます。
24時間360日耳元でゴーゴー音が聞こえてきて意識しない様にしていますが、つい気になって意識します、ここ2年程熟睡したことが有りません。
寝つきも悪く意味の解らない夢をよく見て目が覚めます。
今では、家の中で騒音が少ない場所を選んで寝ていますが、常に聞こえてきます。
家内も同じく寝られません、ラジオを聞き、眠れるのを待っています。
昼間は騒音で一日自宅に居るのが辛くて、外出をよくしています 。
私も仕事上、土日はよく自宅で昼間仕事をしていますが、騒音で気が散り仕事に集中できません。
仕方がなく、会社へ行って仕事をすることが多くなっています。
2年余りバイオ発電の騒音を24時間360日耳元で同じリズムでのゴーゴー音は本当に苦痛でしか有りません。
騒音値を60dB、50dB、・・ 気にならないレベルまでがどの程度か解りませんが身体が騒音を常に意識しています、今すぐ操業停止しかありません。
又、一年前頃より耳鳴りが酷くなって来ています(加齢によるものか、騒音か解りませんが)

悪臭の件では家内はよく感じる様です。
臭いの種類ですが、汚水?、何かが焦げた様な臭いがし、鼻を押さえないと居られないと言いています。
臭いが酷い時は、洗濯物を外に干せません。
窓を開けたいのにそれも出ません。


三恵バイオマス発電所の悪臭騒音推進委員の方の努力には頭が下がる思いでいっぱいです。
現状より少しでも騒音悪臭を軽減させようと努力されている姿をメールで拝見しています。
本当に、感謝の気持ちで一杯です。
今後地区外からではありますが、私に出来ることが有れば、出来るだけの協力は惜しみません。

委員長 三谷様 御身体だけはご自愛ください。
本当にありがとう御座いました。

重要:舞鶴市から私たちの信頼を裏切る行為がありました。

2020/04/03 舞鶴市民新聞の記事です。
舞鶴市 令和二年度の人事異動についての記事ですが、信じられない内容です。
記事には
木質バイオマス・パーム油を燃料とするバイオマス発電など「持続的で自立的な再生可能エネルギー」を導入し、災害時の非常電源確保、エネルギーの地産地消などの施策を統括するため、生活環境課に「地域エネルギー推進担当課長」を配置、「環境に優しい持続可能なまちづくり」を目指すとしている。
と記載されています。

住民説明会では「住民の反対を押し切ってまで計画は進めない」との回答があり、私たちは行政を信じて対話の準備を進めていました。

ですがその一方で「地域エネルギー推進担当課」と称するパーム油発電の推進をおこなう部門を計画していたとは失望を通り越して絶望に近いものがあります。

今後の対応についてはメンバーで相談する事になりますが、舞鶴市との信頼関係が大きく損なわれたことには間違いはありません。

「舞鶴西地区の環境を考える会」として対策を検討している最中ですので引き続き皆様の御支援を御願いします。

パーム油発電いらん Tシャツ完成

Tシャツを作りました。
色はライトピンク、ホワイト、グレーの3色。
ライトピンクとホワイトは背中に大きな、胸元に小さなマーク
グレーは前に大きな、背中に小さなマークのデザインです。
(添付参考写真参照願います)
合計100枚。1枚、1,500円です。増産可能。
必要経費以外は活動費に充てます。
遠方の方、送料、振込手数料等ご負担いただければお送りします。

パーム油発電いらん Tシャツ ライトピンク
パーム油発電いらん Tシャツ ホワイト

パーム油発電いらん Tシャツ グレー

販売前作成数(100枚)
ライトピンク S 10枚
ホワイト   S 10枚
       M 10枚
       L 15枚
       XL 5枚
グレー    S 15枚
       M 10枚
       L 20枚

三恵福知山バイオマス発電所 新型コロナウイルスの影響で停止中!

海外からの最新情報
マレーシアでは新型コロナウイルスの影響で移動制限が発生しており、パーム油を製造するアブラヤシ農園と搾油工場が閉鎖中
その結果3月6日~本日まで21日間、三恵福知山バイオマス発電所の稼働がストップした状態です。

4月中旬までの移動制限が決まっているそうですので当面の間は日本への輸出も難しい模様です。
移動制限が解除されたとしてもタンカーなどの物流にも影響はありますし、大口(食品・日用品)への供給が優先されるため、三恵エナジー株式会社を運営する三恵グループ(代表取締役社長 杉本 潤明) への供給は当面ストップすると予想されます。

公害問題で福知山の住民を苦労のどん底に落としいれた 三恵グループ(代表取締役社長 杉本 潤明) は公式にはメンテナンスの為とアナウンスしていますが、私たちの調査では新型コロナウイルスの影響です。

新型コロナウイルスは早く収束して欲しいですが、福知山の事を考えると複雑な気持ちになります。

公害問題を放置する三恵グループのホームページによると
三恵グループのミッションは
Making tomorrow happier than today
明日を今日より、ハッピーに  
ですが、三恵グループの運営する発電所の近隣  福知山市土師新町 の住民のハッピーは発電所がストップしている間だけ、つかの間の平穏です。

ミッションの Making tomorrow happier than today  の為に永遠にパーム油火力発電の稼働を停止を御願いしたいものです。

外国産を輸入してそれに自分たちの生活を支えるエネルギーや食べ物を頼ることのリスクを私たちは考えるべきかも知れませんね。
輸入燃料を用いたバイオマス発電は私たちの想像以上に脆弱でリスクが高いことが露わになりました。

舞鶴のバイオマス発電(パーム油火力発電所)のリスクも相当高いはずです。
発電所が完成してそのまま放置という可能性も十分あり得ますので福知山の皆さんと力を併せてパーム油火力発電所(バイオマス発電)をストップさせましょう!

私たちの仲間の活動が朝日新聞の一面、二面に掲載されました

朝日新聞2020年3月22日に掲載

開発頼みの農業変われるか?
奪われた原生林 回復への動き

朝日新聞2020年3月22日の誌面に大きくパーム油生産に関する記事が掲載されました。
これは世界中の環境活動家やNGOの努力の結果です。
少しずつですが、熱帯雨林の環境が改善されようとする動きの中でバイオマス発電として舞鶴のパーム油火力発電所問題が発生しました。

舞鶴のバイオマス燃料(パーム油)の消費は12万トン
これは日本に現在、輸入されている認証パーム油の供給量を遙かに上回る量です。

日本としては最初に食料品や日用生活品から少しずつでも認証パーム油に転換していかなければなりませんが、舞鶴の発電所が建設されると少しずつ改善されている認証油のバランスが崩れることになり、沢山の方々の努力が無駄になります。

少しずつですが改善しつつある熱帯雨林の状況を元の最悪な状態に戻す可能性の高い舞鶴のパーム油火力発電所は絶対に阻止しなければなりません。

文責:舞鶴西地区の環境を考える会 代表 森本隆