ポンガミアのFIT認定 今季は絶望が確定しました。石巻バイオマス発電所建設反対運動に追い風が吹いています G-Bio石巻須江発電事業 G-Bio石巻須江 G-Bio Fuel.P ポンガミア

合同会社G-Bio石巻須江、株式会社G-Bioイニシアティブが建設計画をすすめるG-Bio石巻須江発電事業 その燃料に使われる 次世代植物油燃料『G-Bio Fuel.P』
この燃料は【ポンガミア】という植物油のです。
当初はパーム油を使い発電する計画でしたがパーム油は森林伐採、環境汚染、生物多様性の喪失など地球環境の悪化を伴う大規模開発によって生産されるために世界中の環境団体から使用を禁止する声が上がっています。
日本でも地元住民の反対運動により京都府舞鶴市、福知山市の2つのパーム油発電所が事業撤回、事業完全停止になりました。
そのため、G-Bioは住民説明会でパーム油は使用しない、次世代植物油燃料『G-Bio Fuel.P』【ポンガミア】を使用するとのことで計画を進めていましたが、ポンガミアには油に殺虫剤の成分が含まれるなど石巻市の自然環境に多大な悪影響がでる可能性があるために、住民から不安の声がでています。
ポンガミアは日本で大規模な発電に使用されたことがなく全く未知の発電と言ってもよいものです。
建設立地である石巻市須江地区の住民の不安は増すばかりですが朗報がありました。 年に1回改定される自然エネルギー庁が発行するバイオマス発電ガイドライン その中にポンガミアを新規燃料として認める記載はありませんでした。
つまり最悪でも2021年度にポンガミアがFIT認定されることはなくなり、強引ともいって良い手法で住民説明会を推し進めるG-Bio石巻須江発電事業に待ったをかけた結果となっています。 少なくとも1年の猶予があるために住民運動は焦らず、悩まず今までと同じく粛々と反対運動を続けることが可能になりました。
という内容を動画にしています。

動画中の資料

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審査会用資料

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FIT certification for Pongamia Despair is confirmed for this season.
Tailwind is blowing for opposition to construction of Ishinomaki Biomass Power Plant G-Bio Ishinomaki Sue Power Project G-Bio Ishinomaki Sue G-Bio Fuel.P Pongamia

The G-Bio Ishinomaki Sue Power Generation Project, which is being planned by G-Bio Ishinomaki Sue LLC and G-Bio Initiative, will be fueled by a next-generation vegetable oil fuel called “G-Bio Fuel.
This fuel is made from a vegetable oil called “pongamia.
P. This fuel is made from a vegetable oil called “pongamia”. Initially, the plan was to use palm oil to generate electricity, but environmental groups around the world have called for a ban on the use of palm oil because it is produced through large-scale development that is accompanied by deforestation, environmental pollution, loss of biodiversity, and other degradation of the global environment.
In Japan as well, two palm oil power plants in Maizuru City and Fukuchiyama City, Kyoto Prefecture, were forced to withdraw their operations and completely shut down due to opposition from local residents.
P” (Pongamia), a next-generation vegetable oil fuel that does not use palm oil, but has the potential to have a significant negative impact on the natural environment of Ishinomaki City. Pongamia is one of the largest pongamia plants in Japan.
Pongamia has never been used for large-scale power generation in Japan, so it can be said that it is a completely unknown power generation system.
The residents of the Sue area of Ishinomaki City, where the plant will be built, are growing increasingly concerned, but there is good news. There is no mention of pongamia as a new fuel in the biomass power generation guidelines issued by the Renewable Energy Agency, which are revised once a year.
This means that, at worst, Pongamia will no longer be approved for FIT in 2021, and this is the result of the G-Bio Ishinomaki-Sue power generation project, which has been pushing for residents’ explanatory meetings in a manner that could be called forceful, to wait. With at least a year’s grace, the residents’ movement can now continue its opposition without haste or worry.
This is a video about the situation.

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石巻バイオマス発電所完全停止に向けて舞鶴からのアドバイス 住民運動の注意点をお教えします 舞鶴チームは2連勝

石巻市のバイオマス発電所を停止させるために住民運動のキーマンが運動成功の秘訣をかたります

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勝利間近! パーム油火力発電所撤退まで残り

日立造船は6月13日の住民説明会で2020年6月中に新たな投資会社が見つからない場合は舞鶴のパーム油火力発電から撤退すると表明しました。
投資会社が現れない場合はパーム油火力発電所を運営する舞鶴グリーンイニシアチブの解散手続きに入り7月中に売電の権利(FIT)が消滅するとの報告です。
今までの日立造船と舞鶴市による住民軽視の姿勢から油断は禁物です。
焦らずじっくりと、完全に舞鶴のパーム油火力発電所の消滅が確認出来るまで反対運動を続けていきますので気を抜かずに頑張りましょう!

更に強い反対運動を展開していきます!

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6月14日毎日新聞朝刊 塩田敏夫記者 転載

新情報:カウントダウン終了後は・・・

日立造船の谷所敬会長・舞鶴市の多々見市長へ伝えたい「私たちは非公開の対話は拒否します」

舞鶴市・日立造船との対話(住民説明会)を5月30日に予定、準備をしていましたが直前に舞鶴市・日立造船側からの申し出でキャンセルとなりました。
理由としては舞鶴市・日立造船側が住民の一部に対してのみの説明に固執し、マスコミや外部の有識者、協力者に対しての参加を拒む条件を付したからです。
私たちは秘密裏に事を進めるつもりは一切ありません。
パーム油火力発電所の問題は非常に公共性の高い問題です。
全ての情報はオープンにする事で公平性が保たれると思っています。
非公開の対話は拒否させていただきます。

その顛末を公開させていただきます。


建設地 喜多地区に対して下記の申し入れが舞鶴市から有りました。

喜多地区環境保全委員会
委員長 大西 寛治 様

 お世話になります。
 貴委員会と、市、日立造船との協議について、以下のとおり日時・場所を調整しましたので、お知らせいたします。

 日時  5月30日(土)14:00~17:00
 場所  舞鶴21ビル 3階 301会議室
    (いつもの会場とは異なりますので、ご注意ください。)

 直前で結構ですので、大凡の参加人数を教えてください。

なお、第1回検討委員会(2/25開催)の議事録が共有できていなかったと思いますので、改めて添付させていただきます。可能であれば、喜多から出席された方々のお名前を確認いただくとともに、齋藤区長さんの右側にお座りになっていた齋藤様と、カワムラ様のフルネームをご教示いただければ有難く思います。

 以上、よろしくお願いいたします。

舞鶴市 小島 


喜多地区としては当然申し出は受けるべしで対応させていただいていましたが、その後に下記の内容がメールにて送付されました。

大西 様

 お世話になります。
 議事録の確認ありがとうございます。ご指摘いただいた部分について、録音内容を聞き直したところ、添付のとおり修正・追記(朱書き部分)したいと考えますので、ご確認ください。

 また、30日(土)協議について、プレス向け公開の可否や、オブザーバー参加について、本日市内部で協議した結果、以下の理由で非公開としたいと思いますが、大西様のご意見をお聞かせください。

〇30日(土)の協議は、あくまでも2/25の第1回委員会の続きであり、説明会ではなく、喜多地区・日立造船・市3者の話し合いの場と捉えています。ですので、想像の範囲での発言であっても、或いは日立造船や市の意思形成過程段階の非公式の内容であっても、前回と同様に、率直な意見交換ができればと考えています。
〇他方、公開の場での議論を否定しているわけではありません。但し、プレス公開ならば、本件は特に市民の関心が高いこともあり、市としては、全議員への案内のほか、傍聴希望者への周知、そして貴委員会とどのような論点で議論を進めるのか入念な準備が必要となり、6月議会の開会が迫る中で、30日までに準備をするのは困難と言わざるを得ません。
〇公開での議論の場は、改めて日時を設定させていただきたく存じます。その上で、30日(土)は、市や日立造船との協議を希望されるなら勿論構いませんし、それらの議論は公開の場で行った方がよければ、そのための事前打合せをいう位置づけで如何でしょうか。いずれにせよ、市は堤副市長以下関係者が出席する用意はしております。
〇市としては、喜多地区・日立造船・市の3者の率直な話し合いならば非公開、公開ならば公平にするという考え方ですので、30日(土)の協議にウータン・森と生活を考える会様には、参加をご遠慮いただきたいと存じております。

 以上、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。


上記のメールに対して喜多地区環境保全委員会 委員長 大西 寛治 より公開を原則とする理由について文書を送りました。

私たちが公開原則を掲げる理由

1:この計画は単に喜多地区だけでなく、環境影響・経済効果など四所地区はもとより広く市内全体に及ぶ問題である。
喜多地区の住民が非公開に事業者や舞鶴市と打ち合わせをしていると、双方に様々な誤解を招くこともありうる。何より透明性が不可欠である。そのため、各新聞社など公正公平な目が必要である。

2:3月定例舞鶴市議会での山本議員発言から、本案件についての正しい情報が伝わっていないと思われる。(情報が伝わっていながらの発言なら虚偽である)
地方議会(二元代表制)の根本原則は市長(行政)と議員(市会議員)はお互いて抑制と均衡を保つ必要がある。
そのため、議員は住民の声を聞き(聴き)、また本案件の説明資料を精査し正しい知識で判断いただく必要がある。

3:これまでの市長記者会見での本案件に対する見解は、「(住民は)どこを納得していただいていないのか、どこに心配があるのか聞かせていただきたい。」(毎日新聞5月23日記事)との発言があり、説明会に参加した職員からの報告がないのか、報告書や議事録を見ておられないのか、事実を理解されていない。(そうでなければ虚偽)
そのため、メディアを通じた正しい報道の公開が必要である。

4:本発電所は100%輸入するパーム油を燃料とするため、関心は地域に限ったものではなく世界規模。パーム油生産にかかわる様々な問題については世界規模で注視されており、現地(インドネシア)の状況を熟知されている方の意見を行くことは必要である。
上記のように考えます。

なお、喜多地区自治会は昨年末の総会において、本案件について全会一致で反対決議された。そのため、住民の総意で喜多地区環境保全委員会が自治組織の諮問機関として発足され、委員は正当に選ばれたものであり、地区自治会とはいえ公の性質を持った組織であり公開が原則であると考えます。

喜多地区環境保全委員会  委員長  大西 寛治 


以上の文章を送付し、後日、一般市民の公開説明会(各新聞社・議員の傍聴を含み)を開催するとのことで、喜多地区環境保全委員会に対する説明会は必要ないと伝え、5月30日の説明会は中止となりました。

提案:Web会議サービスを利用して公開討論会&住民説明会を開催しよう

舞鶴市長 多々見 良三様

コロナ禍の中、世界中が大変な思いで必死に生きている中で、私たちは「パームとの戦い」も余儀なくされており、日々苦しんでいる事を最初にお伝えします。

コロナウイルス感染防止のために不要不急の外出が禁止されている中で舞鶴市担当者より何度も申し出のあった「再度の住民説明会の開催」依頼ですが、元医師でもあった多々見市長の指示で開催されるので私たちは安心だとは信じたいですが、残念ですが信じる事はできません。
多々見市長は元医師とは言いましても現役ではありませんので、その言葉を信じずに日本政府の進める「三密」の禁止に従って「再度の住民説明会の開催」は拒否させていただいています。

しかしながら、私たちもコロナウイルスと同じく、パームに関しても先の見えない戦いを二重に苦痛を強いられるのは精神的にもきつく、心底困っています。
そこで私たちから提案させた頂きたいことがあります。

提案:Web会議サービスを利用して公開討論会&住民説明会を開催しよう

大変失礼な言い方をして申し訳ないですが日立造船の担当者は東京本社の方ですので、絶対に舞鶴には来て欲しくありません。
舞鶴市役所の方も、正直に申し上げてコロナ禍の中で住民説明会の開催を迫るような危機管理能力がない首長の元で働いてる方は私たちも怖いので、住民説明会はWEB会議にて開催を御願いします。
また住民や専門課(環境NGO)の意見を聞いてもらうために公開討論会も開催しましょう。

WEB会議くらいは積極的に先進技術を取り込み、「便利で心豊かな田舎暮らしができるまち(舞鶴版 Society5.0)」の実現を進めている舞鶴なら簡単に実現出来きますよね?

私たちが公開討論会でお話したい相手は

1.舞鶴市長 多々見良三 様

2.日立造船 代表取締役 取締役会長兼CEO 谷所敬 様

3.京都府知事 西脇隆俊 様

私たちがどれほどパーム油火力発電所を忌み嫌っているか
熱く3名の方にお伝えします

私たち以外にパーム油生産国で活躍する環境NGOの方やバイオマス発電の専門家を招集させていただきますし、関心があるすべての人々も一緒に討論に参加したいと考えています。
関係するすべてのキーマン、有識者、活動家達を集めて議論を行いましょう!

実は、この案は多々見市長のお言葉から思い付きました!

4月10日発行 舞鶴市民新聞に掲載された市長の言葉

・「一連の不祥事によって積もっている不信感はとうてい拭えるものでは無い」

・「どんなに安全な車でも、下手なものが運転したら事故が起きる。運転手が信頼できない状況だと安全が担保されるものとは思えない」

・「なぜ社長が来ないのか。意気込みが全く伝わってこない」

この3つの言葉、私たちが常に多々見市長に対してお伝えしたかった言葉ですが、多々見市長自らが発せられたということは多々見市長は市民の想いを感じ取っておられるのだと感じました。
多々見市長が関西電力の対応を非難されたように私たちもこのように思っています。

・「舞鶴市と日立造船、多々見市長の不誠実な対応によって積もってる不信感はとうてい拭えるものでは無い」

・「どんなに安全と自称する発電所でも、下手なものが操縦したら事故が起きる。日立造船や多々見市長が信頼できない状況だと安全が担保されるものとは思えない」

・「なぜ市長・知事・社長が来ないのか。意気込みが全く伝わってこない」

会議は全公開、録画にて後日YouTubeで放送とさせていただきます。
舞鶴市長、京都府知事、日立造船社長は現場を見る時間が無いほどお忙しいと思いますのでWEB会議は数回にわけていただいても結構です。

私たちはリーダー達に生の声をお届けしたい!

以上ご検討ください!

舞鶴西地区の環境を考える会 代表 森本たかし