アイデイア募集中:今年度の活動予定

活動方針
市長から日立造船の信書から本事業のキーマンは舞鶴市長(多々見良三)と日立造船 代表取締役会長 古川 実(現在は谷所敬)だと確信しています。
各種情報を集約しますと、この2者 舞鶴市長と日立造船が執拗に計画を進める事が最近の行動から見えてきました。
本来ですと舞鶴市長へ要望を届けるのが本筋だとは思いますが、残念ながら「地域エネルギー推進担当課長」を配置するなど住民側と対話をおこなう気は無さそうです。

そこで本年度のターゲットは日立造船の株主に向けて活動したい」と考えています。

今まで舞鶴の経済活動に多大な貢献を頂いた日立造船に弓引く行為で大変申し訳ないとは思いますが日立造船の事業よりも私たちの生活が大事です。
苦渋の選択ですのでご理解下さい。
また「パーム油火力発電所のような地球環境に最悪の施設を日立造船が率先して作るべきでは無い」とも私たちは考えています。
万が一建設がされた場合、住民被害は確実で日立造船のブランドを大きく損なう行為だと確信しています。
日立造船に憧れ、慣れ親しんだ日立造船の蛮行を止める為にも私たちは活動していきたいと考えています。

投資撤退(ダイベストメント)の要請

私たちはすでに連携するNGOの力を借りて日立造船企業株主の調査に着手しております。
日立造船の株主に対して、日立造船はSDGsに反した事業を進めようとしており投資に値しない企業なので、株式を売却して投資撤退して下さい(ダイベスメント)、という手紙をNGOの力を借りて送る準備をしております

日立造船の株主を分析

40%を占める個人株主は私たちが担当

個人株主に関してはすでに数名の方に反対運動に協力頂く約束は頂いていますが、まだまだ小さな力ですので、日立造船の株主をご存じの方はお知らせ下さい。
個人株主には私たちの声に賛同して頂けるように説明させていただきます。

※文中の日立造船は本社及び環境事業本部への対策です。
本件に舞鶴の事業所は関係無いと認識しています。

令和二年度の活動内容

4月
・喜多地区アンケート調査を舞鶴市へ提出(4月10日)
・舞鶴市長への署名提出
・投資撤退(ダイベストメント)の要請
・日立造船 個人株主向けPRを開始

5月
・ネット広告開始(日立造船 個人株主向け 計画撤退を求める広告)
・YouTube動画配信スタート

6月
・舞鶴市全戸へのちらし配布
・日立造船 株主総会の会場前でデモ活動
・日立造船株主からの質問(株主総会)

7月
・反対運動側主催の住民説明会(西舞鶴200人規模)
・反対運動側主催の住民説明会(東舞鶴100人規模)
・舞鶴を訪れる観光客向け 1万人署名活動

8月
・舞鶴を訪れる観光客向け 1万人署名活動
・舞鶴の環境を考える為の市民勉強会(第一回)スタート

9月
・舞鶴の環境を考える為の市民勉強会(第二回)

10月
・舞鶴の環境を考える為の市民勉強会(第三回)
・世界のNGOと繋がろう(WEB会議)
※中国開催のCOP15は延期になりましたのでWEB会議を用いて世界のNGOに協力を求める活動を開始します。

11月
・反対運動側主催の決起大会(西舞鶴200人規模)
・反対運動側主催の決起大会(東舞鶴100人規模)

12月 
・経済産業省、環境省への二回目の署名提出
・記者会見
・舞鶴の環境を考える為の市民勉強会(第四回)

1月
舞鶴の環境を考える為の市民勉強会(第五回)

2月
舞鶴の環境を考える為の市民勉強会(第六回)

3月
舞鶴の環境を考える為の市民勉強会(第七回)

※予定の大規模集会等に関しては新型コロナウイルスの影響を鑑みて判断させていただきます。

発端は舞鶴市長 多々見良三の信書(手紙)から始まりました。

この書類は舞鶴市長(多々見良三)が日立造船の社長 古川  実にあてた信書(手紙)です。
この信書により日立造船のパーム油火力発電所の計画が進み、舞鶴市民を混乱の渦に陥れたのですが私たちの調査(情報公開制度)によると、担当課の決済印や議会を通した書類は一切無く、市長自らが個人的に送った信書という体裁になっています。

つまりは市長の独断での誘致が今回の舞鶴の混乱の原因なのです。

無知は罪では無いが・・・理解したうえで計画を進めるならばそれは大罪です。

私たちの活動は当初からすべてを理解していた訳でも無く、パーム油自体の危険性についても無知でした。
沢山の方々に支えられ、教えられて現在の知識を得ましたので信書を作成した当時の多々見市長を責めることは私たちにはできません。
私たちも多々見市長も舞鶴市の担当者も日立造船も信書作成当時は同じ無知であったのですから・・・
そういった考えの元に私たちは学び、そしてそれらを舞鶴市や日立造船に伝えようと努力を重ねてきました。

舞鶴市の担当者も公害で住民が苦しむ福知山三恵観光が運営するパーム油バイオマス発電所(火力発電)を視察し、公害に苦しむ住民との対話もおこないました。
福知山の被害者住民も舞鶴市に深刻な公害を訴えて舞鶴市に対して絶対にパーム油発電を建設してはならない旨を伝えてくれました。

その他、様々なNGOや団体、個人がパーム油火力発電に反対を表明しており、新聞でも何度も報道されました。

舞鶴市民も住民説明会では必死の思いでパーム油火力発電所の抱える様々な問題を訴えてきました。
私たちの切実な訴えは少なくとも舞鶴市の現場担当者達には届いていたとは信じています。

3月の市議会でも「舞鶴市長に現地の話を聞いて欲しい」という質問に対して、「すべて報告をうけて私が(市長が)判断している、市長が現場に出向く必要は無い」と多々見市長は答弁していたので、私たちの訴えが届いていないわけでは無いのです。

舞鶴のパーム油火力発電所問題に住民が関心を持つようになったのは令和元年7月のWWFの公開質問状からです。
問題があらわになった7月~4月までの8ヶ月の間に自ら学び、有識者の意見を聞き、部下からの報告を聞く時間は十分にあったはずです。

多々見市長はすべてを理解したうえでパーム油火力発電所の誘致を進めている。

パーム油火力発電所が発生させる公害、住民の悲しみと不安、地球環境の破壊、生産地である熱帯雨林の破壊に貴重な動植物への影響、人権弾圧、搾取、温室効果ガスの排出、など沢山の意見をすべて理解した上で多々見市長は誘致を進めているのです。

下記信書の赤字部分をじっくりと考えて読んで考えて下さい

舞鶴市長(多々見良三)が日立造船の社長 古川  実にあてた信書

信書
謹啓  春暖の候、青殿におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。

また、過日ご来鶴いただいた際には、御社による発電事業計画をはじめ、大連市におけるゴミ焼却プラント建設、木質バイオマス発電構想等について有意義な意見交換が出来たことを、大変嬉しく存じております。

さて、明治 3 6 年開設の舞鶴海軍工廠を前身とし た御社舞鶴工場におかれまして は、1 1 0 余年にわたる本 市との縁を築いていただいており、近年では、環境研究センターや制御機器セ  ンターの建設など、製造。開発の中心として本市の産業振興に多大なる貢献をいただいておりますことに、改めて感謝申し上げる次第であります。

ご高承のとおり、舜鶴市を取り巻く交通インフラ整備状況は、一昨年に舞鶴若狭自動車道が、昨年には京都縦貫道が全線開通し、京阪神地域はもとより、北陸や中京圏とのアクセスが格段  に向上するとともに、日本海側拠点港に選定されている京都舜鶴港の利用価値も益々高まり、本市をはじめとする京都府北部地域は;人・モノの流れが大きく変わる、まさに飛躍の時を迎えております。

このような中、御社のパーム油によるバイオマス発電事業計画に関しましては、経営方針と諸条件を照らし合わせ、御社にとって最適な用地を選定されるものと存じておりますが、舞鶴市は昔から災害が少ないまちであり、懸念される大規模地震を起因とする津波被害につきましても、湾の形状から全く問題なく、ご期待に沿えるものと考えております。

市といたしましては、京都府や関係機関、それに地元とも密に連携し、各種手続きや地元対応、雇用人材の確保など御社からのご要望には誠意をもって最大限に対応させていただくことをお約束申し上げますので、立地に際しましては是非とも  市を選定いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。後になりましたが、御社の今後益々のご発展と、骨殿のご健勝を心より祈念いたします。 
謹白

平成 2 8 年 4 月吉日

日立造船株式会社 代表取締役会長 古川      実様

舞鶴市長      多々見見良