事業者側による「話し合いを進めている最中で・・・」というのは「被害を無くすのは無理、6億払え、営業妨害だ!」
っていうのが事業者の話し合いらしいです。
そんなん話し合いじゃなくて恫喝だと私は思いますが皆さんはどう思われますか?
公害調停を申請しました
本日、福知山の被害者の会が京都府に対して公害調停の申請を行いました。
写真撮影禁止のため内部はお見せできませんが無事、記者会見も終えました。
引き続きご支援お願いします。
反撃開始~公害調停が始まります!
福知山住民被害者有志と京都弁護士会により三恵観光杉本潤明社長と福知山市長に対しての公害調停が始まります。
京都府庁にて記者会見も予定していますので今後の動向にご注目ください。
日程 7月30日(木)
AM10時半 調停申請書提出(京都府環境管理課)
AM11時 記者会見 京都弁護士会有志 7名(代理人)
住民代表 10名
申請人 107名
申請の相手方(敬称略)
1.三恵観光株式会社 代表取締役 杉本潤明
2.福知山市 市長 大橋一夫
申請内容
(事業者に対するもの)
1.住民説明会で事業者が約束した事項の履行
⇒臭気・騒音・低周波音・ばい煙(NOx)についての適切な測定及び具体的改善措置の実施
2.経済産業省のバイオマス事業計画ガイドラインを遵守した事業展開
⇒認証油以外の使用の禁止
3.住民(申請人ら)がこれまで受けた苦痛に対する金銭賠償
4.今後対策が講じられるまで、住民(申請人ら)が受ける苦痛に対しての金銭賠償を求める申請
(福知山市に対するもの)
1.臭気・騒音・低周波・ばい煙につき、適切かつ継続的な測定を行うこと
2.臭気・騒音につき適切な数値基準を定めた条例制定等の措置をとること
三恵観光の提案:6億円払えば解決
7月7日に地元自治会、三恵観光、福知山市との三者で開かれた話し合いで三恵観光から驚くべき提案がありました。
要約しますと
【問題の対策をチョコチョコとしても住民の不満や 健康被害は無くならない。
市と住民が協力して買い上げや代替え地の用意をしてもらえれば移転や廃業を考える。
工場移転には6億が必要】
という提案です。
皆様はどのように思われますか?
三恵観光株式会社との話し合い 議事録(抜粋)
日 時:令和2年7月7日(火) 場所:環境パーク 2F 会議室
出席者:東自治会役員・三恵観光 部長・三恵観光顧問弁護士 市生活環境課 次長・課長補佐・主任
住民:現在発電所が稼働ストップしているが再稼働はいつ頃か?
三恵 : 10 月初旬頃の予定だが材料の入荷次第で再稼働時期は前後する可能性 あり
住民:住民の健康被害等についてこれまで毎回訴えているが事業所としてこの現状をどう考えるか。
三恵 : 国・府の基準内で稼働しているが、健康被害、環境被害についてゼロにすることはできない。
被害者に対しては健康被害、環境被害を立証できる物を提示してください。
住民:三恵弁護士から選択肢の一つとして移転の話がでている。
A:悪臭・騒音等のいろいろと問題の対策をチョコチョコとしても住民の不満や 健康被害は無くならない。
運動の一環として例えば土地の代替、買い上げについ ての考えを持ってきた。
これについては、住民の協力がなければできない。
公園用地として市が買い上げをするとか代替地を用意するとか、市・住民が応分に考えてもらえたら移転や廃業を考える。
住民:三恵が府・市で話し合いをしてもらい住民を巻き込まないというのであれば進めてもらっても良い。
三恵:: 9月末(10月初旬)に稼働するにはこういうプランがありますと言っただけ で再稼働するにはこういう方法がありますと市側に言いたかった。
住民の協力が必要。
住民 : 代替地の件は市がどうするかはわからないがそういう考えがあるのなら早 やってほしい。
三恵 : 住民が協力しないと言ったから難しい。
福知山市 : 市側も用地問題については議会もありそう簡単には進まない
住民:協定書第1条に住民との契約関係はないと言われた。
三恵:契約関係はない。
住民 :ではなぜ我々は何のために企業と協定書を結ぶのか。何のための協定書か。
三恵: 第1条の内容は近隣住民の快適な環境を目的とする。
いかなる環境をすべてを100%保全しているわけではないと言っている。
臭気・騒音についてどうのこうのと 言っているのではなく、第1条の目的は近隣住民の健全で快適な環境を目的とす る。
この健全で快適なことが受忍限度により法的に決まる問題だから臭い。
音の 問題でどこまで法的にカバーできるかを言っている。
住民 :先ほど工場移転に6億ほどかかるなど、それも選択肢の一つと言われたが、市とともに移転をかんがえてもらったらいい。
住民の協力など論外だ。
以前東地区内に佐川急便の支店があり、早朝からの騒音やトラックの出入りなど 住民の苦情が多くあり出ていってもらった。
区は佐川急便から多額の寄付をいただ いてあったが、国道沿いに移転してもらった例がある。
住民: 4 月に三恵に民事調停を申し立てられた。
受けた自治会としては、この動き に驚きと戸惑いを感じている。
7/30から調停が始まるが、その間バイオ発電所は停止されると理解してよいか?
再開は 10月初旬と言われたが。
三恵:その間も停止はしない。
7/19:オンライン報告会開催のお知らせ
(7/19)報告会☆舞鶴パーム油発電完全撤退!市民の力で事業を止めた七人の侍☆
オンライン報告会のお知らせ ※現地参加も可能です
私たちと一緒に戦った【ウータン・森と生活を考える会】が手配して下さりました。
みなさまのご参加お待ちしています!
報告会の詳細はここをクリック
☆勝利報告☆舞鶴パーム油発電完全撤退!
市民の力で事業を止めた七人の侍
〜熱帯林開発圧力を高めるパーム油発電を知る学習会〜
ウータン・森と生活を考える会は、熱帯林破壊による生物多様性の損失、泥炭地破壊による気候変動への影響、先住民や地域住民・農園労働者への人権侵害を拡大するパーム油発電の反対活動に取り組んできました。
このたび、舞鶴でのパーム油発電計画は、地域住民の方が奮闘され、多くの市民とNGOの支えもあって反対活動が成功、市民側の完全勝利を迎えることとなりました。ご協力ありがとうございました!
建設予定地最寄の喜多地区から、完全撤退の立役者である住民の方をゲストに迎え、活動を振り返るとともに、パーム油発電の問題を再確認し、今後のH.I.Sや福知山等での活動についての意見交換をしたいと思います
【概要】
○ 日時:2020年7月19日(日)13:30〜16:30
*終了後、希望者のみ懇親会
○ 場所:ドーンセンター特別会議室
*アクセス: 京阪「天満橋」駅、Osaka Metro(旧大阪市営地下鉄)谷町線「天満橋」駅 ①番出入口から東へ約350m
JR東西線「大阪城北詰」駅下車。②号出口より土佐堀通り沿いに西へ約550m
https://johokiko.co.jp/access/dooncenter/
○ 参加費:無料
○ 定員: 会場50人、オンライン配信100人 (先着順となります)
○ お申込み:下記ボタンからフォームにアクセスして、①お名前、②連絡先、③ご所属(任意)、④会場参加かオンラインか、⑤懇親会の参加の有無をご記入ください。
参加申込みをする
【報告会の内容(予定)】
(1)熱帯林開発圧力とパーム油発電
ウータン・森と生活を考える会 石崎雄一郎
(2)舞鶴パーム油発電完全撤退へ!活動と成果を振り返る
喜多地区環境保全委員会 委員長 大西寛治さん
舞鶴西地区の環境を考える会 代表 森本隆さん
(3)日本全国のパーム油発電阻止へ!私たちになにができるか
福知山の三谷さんより、三恵バイオマス発電所の現状
舞鶴の大槻さんより、市民による情報公開請求の権利と重要性
東京の飯沼さんより東北でのH.I.Sスーパーエナジーの動きや国のFIT(固定価格買取制度)への要望、群馬の新村さんより邑楽町のパーム油発電建設問題、JACSESの田辺さんよりダイベストメント活動についてなど、オンラインを交えて情報提供いただき、私たちに何ができるかを考えたいと思います。
報告会の詳細はここをクリック