計画ストップ 48日目~舞鶴のパーム油火力発電所

2020年2月17日で舞鶴のパーム油火力発電所の計画ストップが48日目を向かえました!
日立造船とAMP作製の事業計画書によりますと2019年12月中には事業決定がされる予定でしたが皆様のお力添えのおかげで予定過ぎて48日間も事業はストップできています。

皆でパーム油火力発電所の事業決定を遅らせよう!

莫大なお金が動く舞鶴のパーム油火力発電所ですので、簡単には事業停止にはならないと思います。
私たちが今できることは1日でも事業決定を遅くすること
その間に法律(条例)を制定したり、制度を変えたりなど沢山の事ができるはずです。
基本的に絶対反対ですが不測の事態に対しても万全の備えは必要です。

美しい環境の舞鶴を守る為に1日でも長く反対運動を続けて事業決定を遅らせよう!

パーム油と環境保全 ヤシノミ洗剤のサラヤさんに聞いてみよう!

パーム油火力発電の反対運動を進める中でRSPO「持続可能なパーム油のための円卓会議」認証や東南アジアの熱帯雨林の環境問題が良く出てきます。
でも遠い 東南アジアの熱帯雨林 の事なんて私たちには遠すぎて、わかりにくいと思います。
そこで実際に熱帯雨林の現場で活動する方に聞いてみるのがわかりやすいのでは無いか?ということで日本のPSPO認証に関する先駆者であるヤノシミ洗剤のメーカー「サラヤ」の中西様をゲストにお迎えしましたので、いろいろ聞いていましょう!

パーム油と環境保全チラシ

サラヤは、1952 年の創業時から人、そして環境を考え、天然素材をもちいた商品づくり を行ってきた会社です。中でも1971 年に誕生した「ヤシノミ洗剤」は、石油系洗剤によ る水質汚染が社会問題となる中、環境にやさしい植物原料を用いた植物系洗剤の先駆け として誕生した主力ブランドです。
しかし現在、世界の食用需要の増加などにより、植物原料のひとつで あるパーム油の生産が拡大。熱帯雨林を伐採してプランテーションを 拡大するなど、主要生産国のひとつであるマレーシア・ボルネオ島を 中心に、さまざまな環境・社会問題を引き起こしています。
もはや「植物油=環境にやさしい・人にやさしい」と単なる一面だけ で語る段階ではないのが現実。
サラヤでは、この問題に目を向けて出来ることから少しずつでも取り 組んでいこうと各種団体と協力し、2004 年よりボルネオ島の環境保 全を行っています。

講演者プロフイール 中西 宣夫(なかにし・のぶお)

大阪市生まれ。同志社大学卒業、大阪大学人間科学研究科修士課程修了。
2000 年7 月より2003 年8 月まで、公益社団法人日本国際民間協力会のプ
ロジェクト・マネージャーとしてヨルダン・ハシミテ王国に駐在。
2004 年11 月よりサラヤ㈱研究調査員としてマレーシア国サバ州でのアブラ
ヤシプランテーションと生物多様性保全のためのフィールド調査を行う。
2007 年、特定非営利法人ボルネオ保全トラスト・ジャパンの設立に携わり、現
在は同団体の理事も務める。

開催日 2020年2月19日 (水)
中西さんに聞いてみよう13:30 ~ 14:15
質問タイム 14:15 ~ 15:00
開催場所:舞鶴市喜多849-4 みき助産院
定員:先着20名様(予約不要)
駐車所に限りが有るので乗りあいでお越し下さい
TEL 0773-78-1807(舞鶴西地区の環境を考える会)