京都大学の指導で三恵バイオマス公害の実態調査を始めました。

加害者である三恵観光より、土師東区自治会に対して”妨害行為をやめるように”との内容で福知山簡易裁判所に民事調停を申立てられました。
更に「発電所の公害問題と健康被害との因果関係を立証してみよ」と調停の中で言って来ました。
地元医師に健康被害との因果関係にいて相談して参りましたが、どの医師の方も診断書は書けるが因果関係の証明は難しいと言われていました。
そういったことから福知山近辺の医師や専門家では医学的な因果関係を証明出来ないと判断しての言動だと思います。

京都大学名誉教授2名が全面協力

京都大学医学科名誉教授の小泉先生と、同じく京都大学地球物理学名誉教授の小林先生に相談したところ、疫学的調査により因果関係を証明出来るとお聞きし、これまでご指導頂き調査表を作成しました。
被害地域だけではなく、出来るだけ広範囲な地域で行う必要が有るそうです。
この度、土師東区はもちろんですが、土師南区や宮町、土師町の地域についてもご協力をして頂ける運びになり、結果的に土師地域の多くの住民の方が発電所の公害問題に懸念を抱かれる結果になっています。


意味の無い福知山市の情報公開制度

福知山市議会で採択された請願にたいする議事録の情報公開を拒む福知山市

クリックでページが切り替わります。

生環収発第396号8ページ_墨消し済み

昨年の9月26日に福知山市議会で請願が採択されました。
この採択に基づき、行政(生活環境課 部長以下4名)と、三恵観光社長を含む数名(この時は顧問弁護士は不在)が会って面談をしました。
福知山市は口頭で三恵観光に請願の内容の詳細な説明と騒音と悪臭に関して改善を社長に要求したと聞いています。
この度、会のメンバーがこの時の議事録を情報公開しましたら添付の真っ黒に黒塗りされた議事録を公開されました。

なぜ行政が要望した内容に付いてはの議事録が黒塗りなのでしょうか?
黒塗りにする必要はありません。
福知山市の情報公開は情報公開の体をなしていません。

※P2の請求者のみ私たち反対運動側で黒塗りにしています。
妨害工作、嫌がらせなど危険が及ぶ可能性があるため隠しています。

9月14日に開催されました舞鶴市議会での市長答弁に抗議を表明します。

9月14日に開催されました舞鶴市議会での小西議員の質問にたいして回答された多々見市長の発言には嘘や誤魔化しが多いので抗議させていただきます。

多々見市長は新聞のコラムにある根拠不明の憶測と発言されていますが、私たちの調査範囲で舞鶴市民新聞、京都新聞、毎日新聞の記事に関してはすべてチェックしていますが「根拠不明の憶測」の事実はありません。
市長が指摘された「根拠不明の憶測」を明確に明示してください。
尚、新聞のコラムとあるので「舞鶴市民新聞のコラム」だと推測しますが「根拠不明の憶測」は当会では確認していません。

多々見市長は住民との対話要望を無視して対話から逃げたというのが住民サイドの認識です。
それなのに「逃げも隠れも私はしていない」とか「住民の反対97%はアンケートの回答率だ」などと市議会答弁で嘘をつくことはやめてください。

その他、多くの事実誤認と嘘、意図的な情報操作があります。
これは住民に対するいじめです。

喜多住民に対する市長のいじめに抗議します!

最後に


多々見市長は答弁最後に私たちの活動について下記のように述べました。
「勝利宣言てなんなんですか?勝ち負けじゃないんです・・・勝利宣言すうるような話じゃ全然無い・・・」と不快感を表明されています。
その点に対しても抗議させていただきます。

舞鶴のパーム油火力発電所問題ですが1月末の住民説明会時に私は、喜多地域だけの問題とせずに舞鶴市全体、日本全体、地球環境全体の問題と認識し、喜多住民だけではなく舞鶴市民全体、日本で活躍するNGOの方々にまで範囲を拡げて広く議論しましょうと呼びかけました。
その説明会時には堤副市長を始め、多くの方に賛同いただき対話の道が開かれると信じましたが、舞鶴市は結果として喜多住民だけを対象とした説明会に固執し舞鶴市は全体、環境団体との対話を拒否した結果、現在に至ったのです。
恐らく、喜多住民だけを対象とする方が御し易いと多々見市長が判断されたのだと私は思っていますがそこが大きな間違いだったのです。
舞鶴市側の姿勢と異なり、志同じくする住民側(喜多住民と多くの舞鶴市民)はともに学び合い、意見を出し合い、国内外の多くの環境団体から教えと支援を受けて繋がった結果、沢山の対話の中から今回の勝利をつかみ取ったのです。

つまり、

対話を拒否した舞鶴市側が破れ、対話を推進した住民側が勝利した!

というのが正解です。
多々見市長はご自身の誤った認識を改めない限りは、今後も舞鶴市民の心を取り戻すことは不可能だと私は思います。

日立造船がパーム油発電から撤退を表明

7月6日に掲載した勝利宣言を再度投稿させていただきます。

2020年7月6日 —

ご支援いただいた皆さまへ

舞鶴西地区の環境を考える会 代表 森本隆です。
いつもご支援ありがとうございます。

皆様のご支援のおかげで日立造船が計画していた舞鶴のパーム油火力発電所の計画は【消滅】しました。

更にうれしい事に日立造船は今後、パーム油発電には手を出さないと株主総会で発言しており、住民運動として【圧勝】で終えることができました。

事業の投資会社であったAMP社は先んじて4月に【事業撤退】を表明、パーム油火力発電は今後、一切携わらない事も表明しており、事業に携わった二社が今後はパーム油発電に携わらないということは、今後の日本のパーム油火力発電抑制に大きな意味のある事だと確信しています。

舞鶴の計画は当初より日本のパーム油発電の持続可能性を探るうえで注目されている事業でした。
舞鶴の計画が実施されれば日本のパーム油発電は増加,計画が廃止されれば日本のパーム油発電は抑制されると予想されており、その結果、多くの環境NGO達の協力も得ることが出来たのです。

残念なこともあります。
事業を率先して誘致した舞鶴市長 多々見 良三氏は【パーム油の生産と消費を抑制する世界的な流れ】を認めようとせずに、パーム油火力発電所は環境に優しい発電であるという、当初からの自分の考えに固執して誤りを認めようとしないばかりか、事業の失敗を【住民が無知である】かの如く発言するなど舞鶴市民としては情けないばかりです。
今後は舞鶴市民として市長の責任を追及していく予定です。

舞鶴のパーム油火力発電所反対運動は「ありとあらゆる手を使いパーム油火力発電所の建設を阻止する」と覚悟を決めて反対運動を開始しました。

最低でも2年間は、泥沼の反対運動を覚悟していましたが幸いなことに私たちの予想を上回る多くの賛同を頂きまして9ヶ月と短期間で建設阻止を成し遂げることが出来ました。

今回の勝因は地元での草の根の活動と経験豊かなNGOの経験則と学術的な活動がネットを介して密接に結びついて連携が出来たことだと思います。

またその活動をSNSやchang.orgで発信し、あたかも映画やドラマのように、続きが見たいと興味をもってもらえる活動であったのも注目すべき点でした。

今世界は沢山の問題を抱え込んでいます。
私たちが地域を変えれた様に、他の皆様の活動も必ず地域を社会をも変えることができると私は信じています。
皆で手を取り合って頑張りましょう!

2020年7月6日
舞鶴西地区の環境を考える会
 代表 森本隆

福知山市役所やばいで~(>_<)

福知山三恵バイオマス発電に関して福知山市がどのように対応したかを調査するために情報公開請求をおこないましたが・・・・

いがいと福知山!

舞鶴市も真っ青になる「真っ黒くろすけ~」
大事なところがすべて黒塗りされて交付されました。

福知山市は公害被害者よりも公害加害者に優しい街でした!
福知山市と加害者が手に手を取って公害を隠ぺいする、企業に優しい街ですね~


あまりにも真っ黒で内容がさっぱりわかりません。

すごい量の真っ黒くろすけ

福知山市
明智光秀の次は
「まっくろくろすけ」で
街おこしできます~

9月8日毎日新聞報道に関する資料

毎日新聞2020年9月8日 地方版に掲載されました

パーム油発電所計画 舞鶴市の「疑問」回答に住民側 「騒音予測に矛盾」 /京都

https://mainichi.jp/articles/20200908/ddl/k26/040/335000c?fbclid=IwAR2uPrR3vmj7uD9IHkgpGr-0aE4-lrJhfLRwVxisNjFUwjuPq2Uo_mehJFU

舞鶴市喜多地区に建設予定だった国内最大のパーム油発電所について、市は3日付で、地元の喜多地区環境保全委員会が出していた「市の説明資料に対する疑問」に回答した。「疑問」は騒音対策をはじめ、多岐にわたったが、環境保全委は「住民の視点に立った回答ではない」と指摘。「喜多地区の九十数%の住民が反対する中、なぜ市は前のめりになって事業を推進しようとしたのか、なぜ建設断念に追い込まれたのかを検証して市民に公表すべきだ」と訴えている。【塩田敏夫】

上記記事の

「舞鶴市の説明資料に対する疑問等について」に対する回答書を掲載させていただきます。

一見して誠意ある回答のように見える長文での回答書ですが全く住民としては受け入れる余地のない回答書です。
沢山の矛盾があり、住民の指摘に対して誤魔化す部分も多い内容です。

特にP17 ページの一番下
「自主アセス(環境アセスメント)の資料はオーナー企業の財産であり、弊社の判断では開示は出来ません。」という回答が本件のすべてを表していると考えています。
地元の環境を守る為に必要な環境アセスメントを地元にたいして開示できない企業とそれに対して異を唱えない舞鶴市政に憤りを感じています。

20200909095408874