三恵福知山バイオマス発電の廃炉運動をおこなう「舞鶴西地区の環境を考える会」とは?

私たちは「舞鶴西地区の環境を考える会」という舞鶴市内に拠点をもつグループです。
昨年、舞鶴に日本最大級のパーム油発電計画が立ち上がり、その反対運動の為に立ちあげた団体です。
発足当初に土師新町の公害被害者の体験談を聞いたことから交流が始まりました。

2020年1月には一緒に上京し、経済産業省、環境省に陳情したこともあります。

同じ問題を抱える団体としてご一緒に講演活動をする機会も多く、親交を深めてまいりました。
幸いなことに舞鶴の計画は6月に事業者が撤退を表明し、停止に追い込むことができました。

しかし、残念な事に福知山の公害問題は現在も解決していません。
そこで舞鶴西地区の環境を考える会は本来ですと目的を達成したので解散すべき所ですが、「福知山の公害問題も私たちの問題である」との認識から福知山の公害問題が解決するまで会を存続して引き続きパーム油火力発電所の問題を追及することを決めました。

福知山の公害問題に取り組む為に私たちは当初、サポート役に徹する予定でしたが状況は改善されません。
それどころか状況はどんどん悪くなるばかりです。

福知山市が住民が必要な情報公開を受け入れない件三恵側議員と思われる市会議員の妨害工作急遽行われた発電施設の改修工事、など住民を不安にさせる三恵観光側の行為と住民と寄り添わない福知山市役所など公害被害者である住民軽視も甚だしいのが現実です。
さらには住民側が申したてた公害調停すら三恵観光は破棄するとの話も巻き起こり、住民の心労たるや想像を絶する苦痛です。
そういったお話を聞くにつれ、サポートする側の団体としては我が事のように悲しんでいます。
私たちも同じように舞鶴市や舞鶴市長、市会議員からの圧力、誹謗中傷や妨害工作を乗り越え戦ってきたのですが、同士としてサポートするだけでいいのか?
という想いが沸き上がってきました。

度重なる嫌がらせで土師新町の住民達の心は折れる一歩手前です。
本当に
「自殺者が出てもおかしくない一歩手前」なのです。

そこで私たち「舞鶴西地区の環境を考える会」は、舞鶴でともに戦った他の団体にも働きかけて福知山の公害問題に直接介入する事を決意しました。

「舞鶴西地区の環境を考える会」の作戦は?

舞鶴の福知山も同じような街で気候風土、人の気質なども似たものです。
福知山公害被害者の状況はよく理解しています。
その中でも「しがらみ」という気持ちの部分が活動を大きく阻害しているのです。

公害被害者の方達は本当に心優しい方ばかりです。
優しすぎて加害者である三恵や妨害工作を行う市会議員などにもついつい配慮してしまうのです。
そんな事じゃ勝てないと頭では分かっていても優しさの余り行動できないのです。


しかしながら私たちには福知山に対するしがらみは一切ありません。
そこで第三者の私たちが地元のしがらみに囚われずに様々なアクションを行う事で三恵観光の公害施設を廃炉に追い込みます。

舞鶴の反対運動では様々な妨害工作を受けました。
舞鶴市長、副市長が率先して市議達を使い住民分断作戦や、市議会での住民に対する暴言など目に余る「住民いじめ」を経験しました。

沢山の経験から私たちが学んだことは

「情報を隠さずにすべて公開する」

このことが重要だと確信しています。
私たちは、今後は自らの責任で関連する情報を収集し、分析して情報を公開していきます。
日本中、世界中に対して「普通ではない福知山の現実」を白日の下にさらして抗議を続けます。
また本件には、自分たちが不誠実な行為をしていることにすら気が付かない人々が沢山存在しています。
そういった方々に対しても啓蒙の意味をも含めまして抗議を続けさせていただきます。



私たちの舞鶴の仲間が闘病中です。
理不尽な制度の下で望む治療が受けられずに困っています。
署名にご協力ください。

私たちの仲間 田中啓介さんを助けるための署名にご協力ください

福知山市議会での問題発言

昨日福知山市の議会総務防災委員会という会議で三恵の公害問題が話し合われたとのことです。
その中の1議員が「民間同士で調停中なので関与しない方が良い」と申したそうです。
福知山市の市民が公害で苦しんでいるのに市議が民事不介入を提案するとは・・・・
この市議、請願の際も住民側が調査に使った騒音計にたいしてAmazonで購入した機械なんて信用できないとまで言ったとか言わないとか?
市議として市民に寄り添う姿勢というものを見せられない物でしょうか・・・・
三恵に荷担する、パーム油発電を推進するならそれはそれで良いんです。
多様な考え方があるのは素晴らしいこと
公害よりも経済という考え方もあっても良いとは思いますが、そこは正々堂々と訴えるべきで民事不介入だとかAmazonでかった騒音計が信用できないとか議員としてどうのこうの以前の問題だと思います。

ちなみにDIYSTYLEでは商品開発の実験のために高価な騒音計を保有しています。
高価な騒音計は複雑な分析をするのが特徴で単純に音の大きさを測るのなら安い騒音計でも十分です。
環境が安定しない屋外測定なら安物でも十分です。

パーム油発電なんかいらん!ホームページをリニューアルします。

昨年の9月から開始した、舞鶴にパーム油火力発電なんかいらん!のホームページですが皆様のご支援のおかげで計画を停止させることができました。
しかしながら、舞鶴よりも先に稼働した三恵福知山バイオマス発電はいまだに存続しています。
最近では煙突の補修工事や三恵を擁護する市議会議員の動きも活発になっており、公害被害者である土師新町の住民は再稼働に怯えて暮らす毎日となっています。

そこで心機一転、ホームページを福知山仕様にリニューアルしますので引き続き、ご支援をお願いします。
三恵福知山バイオマス発電を廃炉にするまで私たちは徹底的に戦います!

いままでのTOPページ

日立造船がパーム油発電から撤退を表明

このサイトは日本で計画・運用されているパーム油を使った火力発電所の反対運動の為のホームページです。

お願い
私たちの仲間 田中啓介さんを助けるための署名にご協力ください

三恵福知山バイオマス発電の廃炉運動のチラシが完成しました。

舞鶴西地区の環境を考える会独自の福知山支援活動の一環として三恵福知山バイオマス発電の廃炉運動チラシを作成しました。
裏面は署名用紙になっています。
舞鶴で1000部、福知山で1000部の配布予定です。
チラシを配布いただけるボランテイアを募集していますので皆様のご支援をお待ちしています。
PDF: https://maizuru-palm.org/wp-content/uploads/2020/08/三恵バイオマス発電所廃炉チラシE.pdf三恵バイオマス発電所廃炉チラシダウンロード

【勝利宣言】
住民運動の大勝利 舞鶴のパーム油火力発電所計画は消滅

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2020年7月6日 —

ご支援いただいた皆さまへ

舞鶴西地区の環境を考える会 代表 森本隆です。
いつもご支援ありがとうございます。

皆様のご支援のおかげで日立造船が計画していた舞鶴のパーム油火力発電所の計画は【消滅】しました。

更にうれしい事に日立造船は今後、パーム油発電には手を出さないと株主総会で発言しており、住民運動として【圧勝】で終えることができました。

事業の投資会社であったAMP社は先んじて4月に【事業撤退】を表明、パーム油火力発電は今後、一切携わらない事も表明しており、事業に携わった二社が今後はパーム油発電に携わらないということは、今後の日本のパーム油火力発電抑制に大きな意味のある事だと確信しています。

舞鶴の計画は当初より日本のパーム油発電の持続可能性を探るうえで注目されている事業でした。
舞鶴の計画が実施されれば日本のパーム油発電は増加,計画が廃止されれば日本のパーム油発電は抑制されると予想されており、その結果、多くの環境NGO達の協力も得ることが出来たのです。

残念なこともあります。
事業を率先して誘致した舞鶴市長 多々見 良三氏は【パーム油の生産と消費を抑制する世界的な流れ】を認めようとせずに、パーム油火力発電所は環境に優しい発電であるという、当初からの自分の考えに固執して誤りを認めようとしないばかりか、事業の失敗を【住民が無知である】かの如く発言するなど舞鶴市民としては情けないばかりです。
今後は舞鶴市民として市長の責任を追及していく予定です。

舞鶴のパーム油火力発電所反対運動は「ありとあらゆる手を使いパーム油火力発電所の建設を阻止する」と覚悟を決めて反対運動を開始しました。

最低でも2年間は、泥沼の反対運動を覚悟していましたが幸いなことに私たちの予想を上回る多くの賛同を頂きまして9ヶ月と短期間で建設阻止を成し遂げることが出来ました。

今回の勝因は地元での草の根の活動と経験豊かなNGOの経験則と学術的な活動がネットを介して密接に結びついて連携が出来たことだと思います。

またその活動をSNSやchang.orgで発信し、あたかも映画やドラマのように、続きが見たいと興味をもってもらえる活動であったのも注目すべき点でした。

今世界は沢山の問題を抱え込んでいます。
私たちが地域を変えれた様に、他の皆様の活動も必ず地域を社会をも変えることができると私は信じています。
皆で手を取り合って頑張りましょう!

2020年7月6日
舞鶴西地区の環境を考える会
 代表 森本隆

福知山のパーム油火力発電(三恵福知山バイオマス発電所)の廃炉を求める署名が開始しました。

三恵福知山バイオマス廃炉

cheng.orgの署名サイトで署名できますので御協力ください。

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英語版署名サイトも用意しました。
外国の方へは英語版をご案内ください

三恵バイオマス発電所の発電機は発電機メーカーが保証できない仕様で発電しています。

ウータン・森と生活を考える会が三恵福知山バイオマス発電所が使用する発電機メーカーに対しておこなったESG エンゲージメントについて発電機メーカーから下記の回答がありました。

デンヨー_20200925

当社は貴会より、2020年9月9日付書面にて、三恵エナジー株式会社様に対する ESG エンゲージメントについて、ご要請を頂きました。 

ご指摘の三恵エナジー株式会社様の発電施設で使われている発電機は、当該発電施設の 設計・施工に関与された事業者様あてに販売したものです。 

当社は同事業者様に、当該発電機を指定燃料を軽油とする標準機として販売しており、 その後の同発電機の設置・使用や維持管理にあたっては、発電機について専門知識を有す る同事業者様と三恵エナジー株式会社様の責任において、適切な安全対策や環境対策が講じられているものと理解しております。 

今般、貴会からのご要請を受けたことを踏まえ、当社からも改めて同事業者様を通じ、 三恵エナジー株式会社様に対して必要な安全対策や環境対策を講じるなど適切な対応がな されるように要請いたしましたことをご報告申しあげます。 

つまり

三恵福知山バイオマス発電の発電施設は軽油用であり、デンヨー(発電機のメーカー)は設計・施工した事業者と三恵に対して必要な安全対策と環境対策を講じることを要請した。

ということです。
つまりメーカーは軽油用で販売している発電機なのでパーム油発電に使わないで下さい。
軽油用の発電機は軽油用としてのみ使用して下さいと言うことを言っているのです。

えんとつを少々弄ったところで不正使用は変わらない!
土師新町の住民の命を守るために三恵福知山バイオマス発電は即刻、廃炉にしなさい!

住民の命を守る為に

福知山市はもっと働け!

福知山市は住民を見殺しにするのか?