パーム油発電事業の解散手続が始まりました

本日7月1日(水)午前10時 AMP社の担当から本日から解散手続に入るという連絡がありました。
AMP社から次のような言葉をいただきました。
次の投資会社は現れてもいないし、探してもいません。
会計上のタイミングと処理が有りますので何日までに消滅は約束できないですが2~3ヶ月は廃止までに必要で廃止次第、FIT権利も消滅します。
いままでご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。
私が言うのもおかしな話ですが「反対運動された皆様、大変だったと思います。お疲れさまでした。」
というメッセージをいただいています。

記念撮影
右:喜多地区環境保全委員会:大西寛治
左:舞鶴西地区の環境を考える会 代表:森本隆
※大西さんはなんと私の中学校時代の恩師です(白糸中学校)

めちゃくちゃ嬉しい新聞報道

京都新聞、毎日新聞の両紙が株主総会の件をとりあげてくださいました!
株主総会の翌日からしっかりと裏取りにまわってくれて日立造船のコメントも執ってくださりました!
これにて撤退は確定!
京都新聞の大西記者、毎日新聞の塩田記者 ありがとうございました!

圧倒的勝利~パーム油発電は今後しません! 日立造船の株主総会で白木常務取締役が表明

私たちの大勝利が確定しました!
6月23日大阪で開催された日立造船の株主総会で日立造船 環境事業本部長 白木常務取締役に「パーム油発電は今後しません」と表明させました。
舞鶴の発電所だけではありません。

「日立造船は今後パーム油発電には関与しない、手を出さない」

という表明です

この快挙は皆様の沢山の署名や応援のおかげです!
ほんとうにありがとうございました!

23日株主総会の舞台裏は?

6月13日舞鶴で開催された住民説明会で6月末までに投資会社が現れなければ舞鶴の計画は中止になるという事が舞鶴市から公表されました。
一部、報道では事実上の撤退とまで明記されましたが正直不安です。

私たちのチームでは「死んだふり作戦ちゃうか?」という意見もちらほら・・・
だって油断させて急に工事始めるとかもありそうじゃないですか・・・
今までの対応が悪かっただけに簡単には信じられません。
おまけに
日立造船と舞鶴市役所からは不穏な発言がでてきました。
私たちの反対運動や署名活動を
「SNSの誹謗中傷」、「会社の事業を妨害してる」などなど
日立造船の部長に至っては「意見があるのならネットで発信せずに電話しろだの直接あって目と目をあわせて話をしなさい」などと言われる始末。
いやいや~日立造船の人達って電話も出ないしメールも今まで一度も返さないやん~何言うてるの?
しかもこれ、13日にやめるって言った後の話です。
反対運動潰す気満々ですよね・・・

ということで相談をしまして
「舞鶴西地区の環境を考える会」と地元自治会代表の「喜多地区環境保全委員会」と「ウータン・森と生活を考える会」合同で
日立造船の株主総会に乗り込んで直接、訴えようという事になったのです。

日立造船の部長さんの一言「意見があるのならネットで発信せずに電話しろだの直接あって目と目をあわせて話をしなさい」ってことばが無ければ今回の直接アクションは無かったと思います。

余計な一言いった日立造船の部長さん、アドバイス役立ちました~(笑)

こんなこともあるかと、私がこっそりと買っておいた日立造船の株式100株 これで株主総会にでれると言うことで株主総会に突入~

舞鶴からは大西さんも参戦
株主総会の会場前での路上アクションをウータンの皆と決行しました。

私は質問時にあてられやすいように真っ赤なポロシャツを着てただ一人株主総会に参加です
初の株主総会、巨大な会場、周りは全部敵です・・・
ぶっちゃけ、緊張の余り胃が痛くて痛くて泣きそうでしたが~

なんと株主質問の全ての時間、30分の中で私の質問が75%以上
大半を舞鶴のパーム油問題にしちゃいました~

録音・録画が禁止で公開できないのが残念ですがガンガン追い込んでついに・・・

日立造船の株主総会で日立造船 環境事業本部長 白木常務取締役が「パーム油発電は今後しません」と表明させました。
舞鶴の発電所だけではありません。
「日立造船は今後パーム油発電には関与しない、手を出さない」
という表明です

この快挙は皆様の沢山の署名や応援のおかげです!
ほんとうにありがとうございました!

一つだけ残念なお知らせがあります。
私たちの署名を日立造船の谷所会長に受け取って欲しいと会場で御願いしましたが、拒否されました・・・
最後までみっともない、情けない対応でしたのが悔やまれます。
ですが会長が署名受取を拒否した直後に、
白木常務から「世界中からパーム油というのは厳しい視線を投げかけられているということでパーム油ということに関しては事業投資を行わない、世界の自然な流れでにそっていくということで今後は取り組むこと事はしない」との回答がでたのです!

これは皆さんの署名の重さが白木常務をはじめとする会長以外の取締役には伝わったのだと確信しています。
今回の署名は日本以外からも多数寄せられました。

皆さんの署名と熱い想いが最後に日立造船を動かしたのです! 

ありがとうございました!

会心の一撃:ダイベストメント(投資撤回)が絶大な効果を上げてる模様

「ウータン・森と生活を考える会」が中心となり世界8カ国24団体が賛同した日立造船へのダイベストメントの効果が絶大と報告が入ってきました。

某資産運用会社は社長が目を通してくださり、CSRトップ、運用担当者→担当者、広報部で共有されました。
特にESGの観点が注目されています。
また某銀行は私たちの活動内容に理解を示し、ダイベストメントが届く前から本件に着目し、日立造船にも意見をお伝えいただきました。

ダイベストメントは企業の営業活動を妨害するのではありません。
企業活動をより良く改めて頂くことを目的としています。
ダイベストメントで間違った企業活動を正しく是正して、企業の価値を上げることが目的です。
その理念から日立造船へのダイベストメントは多くの投資家達の関心を集めています。

※「ESG」とは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)の三つの言葉の頭文字をとったものです。 この三つの要素に着目して企業を分析し、優れた経営をしている企業に投資する「ESG投資」が、近年、株式市場で注目を集めています。

つまり、舞鶴市と日立造船はパーム油発電が「SDGs」 持続可能な社会を実現するためにパーム油発電が必要だと論じていますが、ダイベストメントがきっかけで本件は金融の観点からも懐疑的な眼がむけられるきっかけになりました。

日立造船と舞鶴市が一方的に根拠も議論もせずに持続可能なエネルギーだと言い張るパーム油発電ですが、沢山の方々の意見を取り入れながら徹底的な議論が必要だと確信しています。

最終舞鶴パーム油発電に関わる日立造船からのダイベストメント要請書

日立造船の大株主融資銀行(連絡用)