日立造船へのダイベストメント(投資撤退)の要請が44の金融機関・投資機関に対して行われました。

最終舞鶴パーム油発電に関わる日立造船からのダイベストメント要請書

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日立造船の大株主融資銀行(連絡用)

投資撤回に賛同するのは世界8カ国24団体のNGO

「ウータン・森と生活を考える会」が中心となってダイベストメントが行われました。

本要請書には以下8カ国24団体が賛同しています。(2020年6月7日現在)
afca(オーストラリア)
ARA(ドイツ)
Global Forest Coalition(オランダ)
国際環境NGO FoE Japan(日本)
YES! 脱原発 |グリーンピース・ジャパン(日本)
サラワク・キャンペーン委員会(日本)
Stand.earth(アメリカ)
熱帯林行動ネットワークJATAN(日本)
Mighty Earth(アメリカ)
FC Manis(日本)
一般社団法人more trees(日本)
Partnership for Policy Integrity(アメリカ)
Biofuelwatch – UK/USA(アメリカ、イギリス)
BankTrack(オランダ)
Fridays for Future Kyoto (日本)
Fridays For Future Nasu (日本)
FridaysforfutureDazaifu (日本)
Friends of the Siberian Forests(ロシア)
Both ENDS(オランダ)
Bob Brown Foundation(オーストラリア)
NPO法人 ボルネオ保全トラスト・ジャパン(日本)
Leefmilieu(ベルギー)
Rivers without Boundaries International Coalition(ロシア)
The Rainforest Information Centre(オーストラリア)

日立造船株式会社は、京都府舞鶴市においてパーム油発電所の計画・建設・運営に関与し、新たな出資者を探すなど積極的な姿勢を固持しています。
パーム油の生産に関しては、これまでも熱帯林の減少、気候変動、人権労働問題など様々なESG課題の存在が指摘されています。
つまり、舞鶴だけの問題では無く世界が関心をもつ、注目すべき案件なのです。

舞鶴市と日立造船はパーム油発電が「SDGs」 持続可能な社会を実現するために必要だと表明していますが世界のNGO達はきっぱりと否定しています。
パーム油発電は地球環境に悪影響を与える発電であるとの見解を示しています。
パーム油の生産に関しては、これまでも熱帯林の減少、気候変動、人権労働問題など様々なESG課題の存在が指摘されています。

舞鶴のパーム油火力発電はすでに舞鶴の一地区の問題では無くなりました。

舞鶴は今、世界中の環境NGOが注目する案件となっています。
私たち市民活動もまた世界から注目されています。

世界にむけて恥ずかしくない舞鶴市を作るために、世界のNGO達と協力して日立造船のパーム油火力発電を撤回させましょう!

私たちの活動は世界中から応援してもらっています!

日立造船会長(取締役) 谷所 敬氏 解任の株主提案がありました

日立造船ホームページ 株主・投資家の皆さまへのページに記載されている第123回定時株主総会の開催についての中に日立造船会長(取締役) 谷所 敬氏 解任の株主提案がありました。
https://www.hitachizosen.co.jp/ir/stock/pdf/123soukai_info.pdf
16ページ 第四号議案

谷所敬氏は日立造船の会長ですがパーム油火力発電所問題にも大きな関わりをもった人物です。
私たちの調査によると谷所敬氏が社長時代に当時会長であった古川氏から指示を受けて舞鶴のパーム油火力発電を始めたきっかけが生々しく記録されています。
残念ながら行政から入手した書類の大半は白塗りになって公開されています。
中でどのような密談、密約があったのかは分かりませんが市民に公開できない内容ですので内容を隠しているのだと想像できます。

※当初は大波・平らがターゲットでした。

日立造船㈱ 古川会長・谷所社長による市長表敬(記録)-1

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2ページ目に会長の指示が記載されています。

解任の提案株主に賛同いたします

正直に申し上げて解任の株主提案には私たちは一切関知していませんのでどなたが株主提案をされたのかは分かりませんが、現在の日立造船を憂う人物であることは間違いございません。
私たち、舞鶴市民としても日立造船は舞鶴が誇るべき企業であるとこの問題が発生するまでは信じていましたが、現在は違います。
問いあわせしても回答もありませんし、いい加減な対応で誠意が全く感じられません。
特にCSR部門は何度、問いあわせても1度も回答が無いという上場企業としてはあるまじき対応です。

解任提案には
⑥株主の問い合わせに対する従業員の対応の鈍さ=従業員の管理不足=株主軽視
があげられていますがまさにその通りです。

谷所会長解任を提案された株主様は舞鶴の事もきっとご存じだと思います。
この解任提案に私たちも勇気をいただきました。

谷初会長解任を提案いただきました株主さまへ心よりお礼をもうしあげます。
貴殿の勇気ある行動に感謝いたします。