まとめ:三恵福知山バイオマス発電所 今までの経緯

なぜ、土師新町の住民が三恵福知山バイオマス発電所の廃炉運動に至ったのか?
その経緯を記載します。
住民と三恵グループ(観光)、福知山市役所とのやりとりをまとめました

三恵福知山バイオマス発電所 まとめ

現在の状況

①三恵観光から住民に対して調停(裁判)をおこされた。
②再稼働は10月初旬
③工場移転には6億が必要

経緯詳細

1.発電所稼働前の三恵グループの対応

2015年
.12月 三恵観光がFIT申請を行う

2016年
・ 2月 発電所ID所得

・11月 三恵観光が明日から工事着工したいとの申し入れを行う
※ガイドラインには住民の理解を得てから、工事等の着工を進めるようにしていたが事前の相談等はありませんでした。
そのため、話し合いにより住民説明会を開催

・12月 第一回住民説明会
※住民からの騒音や悪臭に対する質問に十分答える事が出来なかった。

2017年
・ 1月 第二回住民説明会
※近隣住民には迷惑を掛けない姿勢で実施するとして、外壁の構造図を提示し遮音効果を説明 50デジベル以下に事業者が対策し、臭いは気にならない程度と説明

・ 6月21日 協定書締結
※近隣住民の健全で快適な環境を保全する事を目的として三恵観光と住民の間で協定書が集結される

2.発電所稼働後の三恵グループの対応

・ 6月30日 三恵福知山バイオマス発電稼働
※当初は昼間だけ稼働 稼働停止を繰り返し、その度に煙突から黒煙を上げる。

・ 7月 杉本社長のコメントが掲載された新聞記事
※環境に配慮しながら効果が期待、福知山の発電所を実験場として更なる改良へと繋げ、パーム油発電事業の普及率アップを目指す。

・ パーム油発電の実験が始まる  
※実験として色々な種類のパーム油を使用を始める。
稼動、停止を繰り返すし、その度に重油を使って始動し黒煙を巻き上げ地元(土師新町)に悪臭が漂い住民のクレームが殺到する。

・ 区民の意見を聴く会開催
※自治会の3役、区民約45名、市議会議員2名、三恵観光から2名が参加して開催
住民から沢山のクレームが寄せられ、市議からは一旦停止して改善後に再稼働する提案有り

・ 9月 発電所の見学会を開催
※三台ある発電機の1台のみを稼働でも黒煙と騒音、悪臭で住民のクレーム殺到

・10月 三恵観光 久保部長コメント
※法的な要件はクリアしているが現状で十分とは思っていない。
しっかりと対応させていただきたいと新聞誌上でコメント

・福知山市の対応
※現状の推移を見守る

3.黒煙・悪臭・騒音は改善されることがないまま稼働を続ける

2018年

・ 3月 稼働停止(理由不明)

4.24時間稼働開始 住民の苦痛はMAXへ

10月 再稼働 24時間運転開始
※騒音・悪臭により住民の健康被害、睡眠不足、イライラにより家族間トラブルが多発
福知山市生活環境課に苦情を頻繁に申し入れるも改善されず。

5.パーム油流失事故発生

2019年

.2月 燃料のパーム油7000ℓが住宅街下水管に流出→稼働停止
三恵福知山バイオマス発電のパーム油が流失
土師新町の下水道管に流れ、下水管と住宅道路を閉鎖して撤去する大事故が発生。

.3月 再び黒煙を上げながら再稼働 

6.住民運動スタート

.4月 土師東区自治会としてこの発電所悪臭騒音問題に取り組む事を意思統一

・三恵グループ 杉本潤明社長に悪臭騒音問題についての具体的改善要望書提出
※第2回住民説明会での約束事項の順守する旨の要望書

・5月 三恵観光より要望については受け入れ不可能との回答
※協定書は無効、第二回住民説明会での約束は受け入れできない

.9月 福知山市議会で賛成多数により請願採択 
    行政が事業者に改善指導を行う事が決定 

請願後、何度か行政指導が行われたが全く解決していない。

7.現在の状況

コロナウイルスの影響でパーム油の貿易が出来ないために一時ストップ中
住民は再稼働が怖く、毎日不安な日々を過ごしている。
請願後の行政の対応が悪く、全く進展がないために数家族が、住み慣れた住まいを手放して引っ越しをした。
舞鶴のパーム油火力発電所計画が停止した事で再度、住民運動が活性化
現在にいたります。

土師新町東区自治会と三恵観光が結んだ協定書
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三恵バイオマス発電所 土師新町東区自治会 協定書

このような協定書があるにも関わらず、三恵観光は公害被害は法律の範囲内との立場で発電所事業を進めようとしています。