パーム油発電所の近くに住む小さなお子さんを抱えた若いお母さんのメール

2019年6月28日 近隣の小さなお子様を抱えた若いお母さんの悲痛なメール

※福知山で反対運動をされている三谷さんに届いたメールです
(福知山のパーム油発電被害についての近況報告)

三谷さんこんにちは。いつもご苦労をおかけしてばかりで申し訳ありません。久しぶりのメールになりすみません。

次男の保育園の事や日に日に悪化する環境や体調不良などで本当に気が休まる事がなく、最近本当に本気で思う事なのですが、以前にも三谷さんにお話した事があったと思うのですが、日に日に命を削られている感覚ですし、悪臭をばらまき、騒音を発生させる発電所から離れたく、出来る限り家にいないようにしているのですが、それでも数時間ですし、ここにこのまま居れば煙(臭い)と音でこれほどまでに体調が悪くなり続ける現状に、いつか私は死んでしまうのではないか…。他の病気が発症してしまうのではないか…。

大袈裟だと思われる住民の方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に我慢の限界と精神的、肉体的限界がかなりきております。

昼から風向きが南よりにかわり、風が強い事も重なり今も家の中にまで臭いがあり、床下の換気口を土嚢で先ほどふさぎに行きましたが、空気清浄機を強にして閉めきっておりますが、吐き気がすごいです。

これだけ住民の皆様や私達の苦痛を市役所なり、三恵、お国の方に伝えても何もかわらない現状に悔しさと、怒りと、絶望感もあり、イライラした気持ちをおさえる事のストレスからこの前は恥ずかしい話なのですがとっさに扉を拳でなぐってしまい、青く手が腫れてしまいました。

頭痛が悪化し体調が悪い時でも、子供にだけは絶対に絶対にどんな理由があっても手をあげてはならない!と自分に必死で言い聞かせておりますが、つい大声で「静かにしてくれ、頼むから」と頭痛の限界から言葉が悪くどなってしまい、何でこんな思いをしないといけないのか、優しいお母さんになれないのか、涙ばかりがでてきます。

長男、次男、ふたり共に本当に優しく私の体調不良も気にかけてくれ頭をさわってくれたり肩をおしてくれたりしてくれている現状です。

しかしながらやはり4歳、2歳の元気な男の子ですから「静かにしろ、暴れるな」と言う方が難しいですし、そんな我慢を子供にさせてしまう母親であってはいけないのですが、頭痛と吐き気とめまいの日は優しくするのが難しいです。

数日前も夕方実家の母親が我が家に来た時に「子供のご飯の用意ぐらいしいな」と言ってきたのですが、その日は睡眠が1時間くらいしかとれなく朝を迎え、めまいがひどく物を持つのが落としそうな状態でした。

それでも保育園の手続きの締め切りで出かけたり、一生懸命に気をはって頑張っていたのですが、やはり私の体調不良をいつも皆がわかってくれている訳ではないですし、わからない人にとっては普通の言葉なのですが、言われた私は本当につらく涙が出ました。

主人はめまいが悪化していたのを知っていたので、私のかわりに黙々と動いてくれておりましたが、母親はそれを知らないので、仕事から帰ってきた主人に家事をやらせるのを嫌い私にきつく言ってきます。

家族間の事なのですが、本当にこの発電所の公害が発生してからもめる事も多くなりつらいです。

早く引っ越しできれば1番良いのですが、現実ローンなど難しく、我慢している現状です。

私は最近毎日添付画像のように天気、臭い、時間など記録し続けておりますが(いつか証拠になればと思い)赤い日が発電所からの風向きで臭い日ですが、これだけ我慢する事が「受任限度を超えてない」だとか「環境基準を違反してない」とか言われる現状がありえないとしか思えなく、三谷さんがいつもおっしゃる通り「現場現物」これがわかっていないのは明らかだと常々思います。

三谷さんにお願いなのですが、我が家の現実や、私の体調不良など、このような現状も経産省と面談の際に伝えて頂く事は可能でしょうか。

時間のご都合などもありますでしょうし手短にでもかまいません。

もし難しいようでしたら私がこの思いを伝えるには経産省へ直接電話かメールなど、何か手段がありましたら教えて頂けましたら幸いでございます。

三谷さんも睡眠不足のなか、いつもこの問題に一生懸命取り組んでくださり、会計のお仕事までお世話になりっぱなしで本当に申し訳ありません。

どうかお身体だけはご自愛下さい。長文失礼致しました。