『灰の処理方法について』

バイオマス発電について、子育て中のただの主婦が調べてわかったことや心配事を綴っています😊

まず結論!
通学路にバイオマス発電所はいりません🙅‍♀️

はい!前回の続き、
今日もやっていきましょう!

今回は
『灰の処理方法について』です☆

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Q 11. 木質バイオマス発電で発生する灰は、もとあった森林の肥料にはならないの?

結論から言うと、重金属が含まれていることが多い為、灰そのものを肥料にすることは難しく、産業廃棄物として処理されるそうです。

発生する灰の種類と、それぞれの処理方法について調べてみました!

【木質バイオマス発電の灰の種類】

木質バイオマス発電では、木質チップなどのバイオマスをボイラーで大量に燃焼させます。

ボイラー内やフィルター部分などに灰が発生し、廃棄物として蓄積されます。

木質バイオマス発電の灰は、発生する場所によって、主に以下の2種類があります。

◆燃焼炉で発生する「主灰」
(ボトムアッシュ)

「主灰」とは、燃焼炉の燃えカスとして発生する灰のことです。

木質バイオマス発電においては、ボイラーの炉底に落下し蓄積されます。

◆フィルターなどで発生する「飛灰」
(フライアッシュ)

ボイラー内の燃焼によって舞い上がった灰が「飛灰」です。

飛灰は、そのまま煙突から出てしまうのではなく、フィルターで集められ、外部への飛散されないように対策されています。

多くの木質バイオマス発電施設では、ボイラーの排気が「マルチサイクロン」と呼ばれる集塵装置を通過した後、「バグフィルター」を通過して、煙突から外気に放出されます。

マルチサイクロンで集められた灰を「サイクロン飛灰」、バグフィルターで集められた灰を「フィルター飛灰」と呼びます。

【木質バイオマスのボイラー灰の処理方法】

木質バイオマス発電の灰の処理方法は、主に以下の2種類があります。

◆産業廃棄物として処理する

木質バイオマス発電で発生する灰には、鉛やカドミウム、水銀などが含まれていることがあります。

そのような重金属が含まれる灰は、産業廃棄物として処理するのが一般的です。

◆リサイクルの道もある

木質バイオマス発電によって発生する灰を、捨てる場合は「産業廃棄物」ですが、適切に加工してリサイクルすれば廃棄物ではなくなり、資源の有効活用につながります。

木質バイオマス発電によるボイラー灰から抽出した成分を、肥料として使うなどのリサイクル方法が検討されています。

セメントの原料として利用されることもあるそうです。

【灰の種類によって処理方法が異なる】

木質バイオマスのボイラー灰は、「主灰」と「飛灰」で処理方法が異なります。

産業廃棄物の処理方法は、廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)によって定められており、

主灰は「燃え殻」
飛灰は「ばいじん」

に分類されます。

いずれの灰も、運搬の際に有害物質が飛散することを防ぐために、コンクリートなどで固めてから処理する必要があるそうです。

木質バイオマス発電施設は、できるだけ廃棄物を減らす工夫をしながら稼働させることが大切ですね!

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やはり、焼却灰の処理を考えると、
事業者にとっても、田川のあの場所に建設することは、メリットよりもデメリットが勝るのではないかと思います。

繰り返しになりますが、金川地区に建設予定のバイオマス発電所は、周りに森林がある訳でもなく、間伐材や林地残材で困っているわけでもないので、金川地区周辺住民には何のメリットもありません。

はぁ…😩

なぜ、あんな場所に発電所なんか作る必要があるんでしょうか…🤦‍♀️

事業者と一部の利害関係者を除き、多くの住民の方が反対していますが、事業者は『法的に問題がないので、建設工事は続行します』と断言されました。

間もなく工事が再開されてしまいます。

でも、なんとかして建設を中止してもらいたいです😣
そのためには、皆さまのお声、お力が必要です😣
応援していただけると嬉しいです。
建設が中止されるまで、私に出来ることを精一杯行動していきます!

つづく。

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